ワイン好き・ねこのミーの庭 パート2「猫とワインと美味しもの」

60代おひとり様 脱アカ・起業して目下奮闘中。日々のくだらないことを書いています。

【60代おひとり様の暮らし】駅の階段を踏み外して骨折しました

あけましておめでとうございます。

昨年中は、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。

今年もぽちぽち書いていくので、よろしくお願いします。

 

そして、年末に書いていた大惨事。

えらいこっちゃです。

なんと駅の階段を踏み外して転び、足首を骨折してしまいました。

松葉づえ生活6-8週間を言い渡されました。。。

 

猫が居るので、ケガをしないように、普段、横断歩道の信号はきちんと守ってました。

スキーもケガをすると大変なので諦めて、スキー板と新品だったスキーケースも友人に譲りました。

なのに、まさか、都内の駅の階段で転ぶとは。。。。

 

ショックで呆然としてました。

ロジカルなことが考えられないのです。

違うことは、いっぱい考えられるのに。

なので、楽しいことを一杯考えてました。

なんとか、骨折したことを忘れて、楽しい朝ごはんを作ってみました。

 

でも、なかなか辛い。。。。。

そこで、療養日記を書くことにしました。

でも、ここに綴るのは楽しくない。

そこで、noteにまとめていくことにしました。

 

下記、サイト、お暇なときに読んで、励ましていただけると嬉しいです。

よろしくお願いします。

note.com

 

【60代おひとり様】元研究者のグルメ備忘録2025:記憶に刻まれた「滋賀の異次元の味」と銀座と巣鴨と五反田

60代おひとり様、元幹細胞研究者で今は小さな会社を経営しながら、愛猫のレアと日々奮闘している「ねこのミー」です。

気が付けば、今日は大晦日

例年なら「あっという間の一年」と感じるものですが、今年は家賃高騰による引越しという激震があったせいか、とても長く感じた一年でした。

今日は、そんな激動の2025年を彩ってくれた、「記憶に残る美味しかった食事」を振り返って整理しようと思います。

1.異次元の食体験:滋賀「徳山鮓」

今年、何と言っても一番の思い出は、久しぶりに滋賀の「徳山鮓」にお伺いできたことです。 大阪に住んでいた頃に初めていただいたこちらの鮒ずしは、それまでの苦手意識を覆す、まさに「異次元」の味わいでした。

今回は、美食仲間の方にお誘いいただき、熊の煮込み、鯉のあらい、うなぎ、稚鮎、そして鮒ずしを堪能しました。これらのお料理が、日本酒はもちろんのこと、ワインとも驚くほど合うのです。 増設されたお風呂からは素晴らしい景色が望め、夢のような一泊二日でした。露天風呂は対岸から丸見えなので「湯あみ」を着て入るのですが、その解放感もまた一興でした。

徳山鮓の秋

 

2.変わらぬ名店:銀座「オザミ」と蕎麦「菊谷」

若い頃に通った銀座の「オザミ」に久しぶりに伺いました。 今回は、私が編集を担当した本の出版祝いと、その本の1節の原稿書きをお手伝いしたお礼ということで先輩女性研究者にご招待いただきました。かつての屋根裏部屋のような空間で空を見ながらワインを飲んだ怪しくも楽しい記憶が蘇りますが、今は近代的なビルになり、変わらず美味しいお料理を提供し続けてくれる、素晴らしいお店です。

銀座オザミ

そして、私の中では東京で一番のお蕎麦屋さんである「菊谷」。 秩父の名店「こいけ」の数少ないお弟子さんのお店です。30年来のワイン飲み友達とそのお友達の皆さんと伺いましたが、お蕎麦はもちろんのこと、天ぷらや、唸るほど美味しいふわふわのそばがきに、日本酒が止まりませんでした。

東京で一番大好きなお蕎麦屋さん:巣鴨 菊谷

3.出張先での感動:ホテル法華クラブ新潟長岡

7月、講義のために訪れた長岡での朝ごはんにも驚かされました。「ホテル法華クラブ新潟長岡」の朝ごはんは、出汁の利き加減が本当に素晴らしく、上品な薄味の中に深いコクがありました。あまりの美味しさに、帰りに地元のスーパーで煮干しを買って帰ったほどです。

なんと、写真をサーバーにアップしたはずが消えてました(;^_^A

 

4.惜しまれつつ閉店した「エシュゾー」と、温かな交流

8月に閉店してしまった五反田のワインバー「エシュゾー」。 本格的なフレンチと、スタッフが自らテイスティングして厳選したグラスワインが楽しめる、私の憩いの場でした。近所での再開を心から待ち望んでいます。

2025年に閉店した五反田エシュゾー

 

秋以降も、料理研究家の高山かづえさん宅での「ワインの成分と料理のマリアージュ」を考える会や

料理研究家・高山かづえさんの作る料理とワイン

高山かづえさんとワインの成分と料理のマリアージュを考えて綴るnoteマガジンを始めましたので、お時間のある時に読んでいただけると嬉しいです!

note.com

 

ハロウィンの猫耳カチューシャで盛り上がった「ほじゃひ」での夜など、美味しいお料理と楽しい仲間に恵まれた日々でした。

ハロウィンで盛り上がった広島風お好み焼き屋さん:五反田 ほじゃひ

 

5.激動の12月、そして「大惨事」へ

12月には、知人であるカリフォルニアのワイン生産者さんとの「寿司ナチュール」の会もありました。 実はこの日、愛猫のレアちゃんが急性の胃腸炎になり、急いで動物病院で点滴を打ってもらうというトラブルがありました。1時間遅れての参加となりましたが、温かく迎えてくださった皆様に感謝です。

五反田 寿司ナチュール

 

11月に自由が丘界隈へ引越し、12月は新天地でのレストラン巡りを楽しもうと思っていたのですが……。 実は、「大惨事」が起きてしまったのです。

 

このお話は、少し長くなりそうですので、改めてnoteのマガジンの方にまとめたいと思います。準備ができたらお知らせしますので、ぜひ読んでくださいませm(__)m

 

2025年、いろいろありましたが、最後は美味しい思い出で締めくくりたいと思います。

 

たとえるなら…… 今年の美食体験は、まるで「複雑な多変数を完璧にコントロールし、期待以上の成果を出した実験」のようでした。予期せぬトラブルやアクシデントもありましたが、最終的には素晴らしい「データ(思い出)」として心に刻まれました。来年も、人生という名の研究を楽しんでいきたいものです。

 

みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。

来年も、レア共々よろしくお願いいたします。

【60代おひとり様の暮らし】2025年、私の生活を支えてくれた「持っててよかった」ベスト5

 60代おひとり様、元幹細胞研究者で今は小さな会社を経営しながら、愛猫のレアと日々奮闘している「ねこのミー」です。

いつも傍に居てくれるチンチラゴールデンのレアちゃん

さて、2025年も残すところあとわずか。今年は私にとって、家賃高騰による「郊外への引越し」という激震の年でした。ドタバタの新生活の中で改めて感じたのは、「年齢とともに、本当に必要なもの、心地よいものって変わるんだな」ということ。

今日は、そんな激動の1年を支えてくれた「今年、持っててよかったもの」を振り返ります。

メンテナンスが「究極に楽」な空気清浄機

Levoit (レボイト) 空気清浄機 Core Mini

以前なら、多機能で大きなものを選んでいたかもしれません。でも、最近は「細かい掃除が面倒」という本音に勝てません(笑)。 これは卓上サイズでコンパクト。何より素晴らしいのは、中のフィルターを丸ごと変えるだけで、本体の掃除がほとんど必要ないこと。研究室のフィルター管理と同じで、メンテナンスは「シンプル・イズ・ベスト」ですね。

レアちゃんとの時間を豊かにするサイドテーブル

キャスター付き コの字型サイドテーブル

新居のカウチに座って、お気に入りのワインやコーヒーを飲む時間が、今の私には欠かせません。 このテーブルは、お皿とカップが乗る絶妙なサイズ感。「コの字型」愛猫のレアちゃんが来てくれて、一緒にリラックスしながら食事をするのに「ちょうどいい」んです。

 

包丁を卒業?ストレスのない切れ味のキッチンハサミ

食洗器対応キッチンバサミ

引越しの片付けで疲れている時、包丁とまな板を出すのさえ億劫になることがあります。そんな時、このハサミが救世主になりました。 ほうれん草などの葉物系は、最近はほぼこれ一本。食洗機対応なので、そのままポイっと洗えるのも、理系女子の効率重視プロトコルに合致しています。

 

 

指を守る!安心のスライサーセット

6-in-1 スライサー セット

昔から、普通のスライサーを使うと必ず指を怪我してしまっていた私。ついに、安全ガード付きのこれを手に入れました。 ニンジン3本もあっという間にスライスでき、キャロットラペを作る回数が劇的に増えました。ゴボウは少しコツがいりますが、きゅうりやジャガイモも均一に切れるので、料理の幅が広がりました。

 

「探し物」という無駄な時間を削減

YIERSAN エアタグ (Android専用)

元同級生から「数年前から使ってるよ」と勧められ、導入しました。 悲しいかな、家の中でも「あれ、どこに置いたかしら?」と探すことが増えまして……。スマホで場所がわかる安心感は、今の私には必須アイテムです。猫のレアちゃんにもつけたいくらいですが、まずは鍵やお財布から(笑)。

 

暮らしの最適化を楽しみたい

今年もたくさんAmazonにお世話になりました(笑)

振り返ってみれば、どれも「見栄」ではなく、自分の体力や管理能力に合わせた「合理的な選択」ばかり。60代おひとり様としての新しい生活を、これらの道具たちが軽やかに支えてくれています。

たとえるなら…… 今の私の道具選びは、まるで「精度を保ちつつ、徹底的に工程を簡略化した最新の実験プロトコル」のようなものです。手間を減らし、浮いた時間とエネルギーを、愛猫との時間や美味しいワインという「本質的な喜び」に注ぎ込みたい。それが今の私の、心地よい生き方です。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

寒い夜、みなさまもお気に入りのものに囲まれて、暖かくお過ごしくださいませ。

振り返り猫 美人さんのレアちゃんです(^▽^)/

 

【60代おひとり様の朝ごはん】冷凍野菜でパパッと!オーブンで焼くサクサク「土手トースト」と元研究者の気楽な台所術

お題「朝食に何を食べていますか?」
 60代おひとり様、元幹細胞研究者で今は小さな会社を経営しながら、愛猫のレアと日々奮闘している「ねこのミー」です。

ここ数日、引越しのドタバタや業者の愚痴など、少し暗い話題が続いてしまいましたね。年末に、こんな内容は、「お腹いっぱい」ですよね?

 

新居の片付けもようやく目処が立ち、キッチンも稼働し始めました。いつもの今日の朝ごはんを書きます!

凍ったままの野菜で作る「土手トースト」

いつも、冷凍庫のストックを最大限に活用してます(笑)

 

【今日のレシピ】

  1. 冷凍してあった食パンの縁に、トマト、ブロッコリー、かぼちゃを並べて「土手」を作ります。
  2. 真ん中の凹みに卵をポトンと割り入れ、上からチーズをパラリ。
  3. 190℃のオーブンで20分じっくり焼きます。

    ピザ風トースト? 野菜はすべて冷凍ストック

野菜たちはすべて、買ってきた日にカットして冷凍ストックしておいたもの。

少し手間と時間はかかりますが、オーブンで焼く方がパンの中まで熱々になり、外はサクサクになって断然美味しいですね~

フリーザーバッグから「コンテナ」へ切り替えた理由

前も書いたのですが、以前は少し余った食材をフリーザーバッグに入れていました。でも、今はすっかりフリーザーコンテナ派です。

野菜は買ってきたら、すぐに切ってフリーザーコンテナ―に入れます

フリーザーバッグって、洗って干すのが絶望的に面倒だと思いませんか? 食洗機に入れてもうまく洗えず、結局使い捨てにしてしまう時の罪悪感……。 その点、ジップロックフリーザーコンテナは、何より食洗機でガンガン洗えて清潔を保てるのが魅力です。

60代おひとり様の知恵「アイラップ併用術」

最近、さらに画期的な「楽ちんノウハウ」を見つけました。 それは、アイラップ(袋)に入れてからコンテナに入れるという方法です。

こうすると、コンテナ自体が汚れないので、野菜を使い切った後も洗わずにアイラップだけ交換すればいいことに気づいたんです。もちろん時々は洗いますが、同じ野菜を入れるなら2回くらいはそのままいけます。

これ、本当に楽です。 合理性を追求してきた元研究者としても、この「名もなき家事」を減らす工夫は、QOL(生活の質)の向上に直結すると確信しています。

ってか、皆さん、すでにそうしてるのかしら?

暮らしの舵を自分で握る

引越しを経て、家賃を下げた分、こうした日々の小さな工夫や美味しい食材にリソースを割く。そんな「人生の再定義」を楽しむ余裕がでてきました。

でも、たとえるなら…… この朝ごはんは、「事前に準備された試薬(冷凍野菜)を使って、最適化されたプロトコル(オーブン調理)で最高の結果を出す実験」のようなものです。毎日のルーチンをいかに効率化し、かつ精度(美味しさ)を上げるか。60代の台所は、まだまだ発見に満ちています。

今朝はこのサクサクのトーストと、レアちゃんのゴロゴロ音に癒されて、穏やかにスタートしたいと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

おすすめの道具: 冷凍庫がすっきり整い、中身も一目でわかるジップロックコンテナ。私の台所道の必需品です。

【理系60代おひとり様の知恵】飲みきれないワインは「メディウム瓶」でサンプル化!?元研究者が教える鮮度キープ術

みなさん、こんにちは。 60代おひとり様、元幹細胞研究者で起業家の「ねこのミー」です。

60代おひとり様の引越しの愚痴を書いていましたが、ちょっと休憩。

 

いよいよ年末ですね。

なんか、あっという間に1年が過ぎていきます。。。

引っ越しの片付けもようやく先が見え始め、新居で愛猫のレアと過ごす夜も少しずつ落ち着いてきました。

なんでもクンクンするチンチラゴールデン・レアちゃん

リビングはなんとかレアちゃんが落ち着ける場所が整いました(笑)

と、書きつつ、実は引越し後に「大惨事」が起きていたんです……。
まだ心の整理がついておらず、ここで書く覚悟ができていません。この「事件」については、また後日お話しさせてください。

 

さて、気を取り直して。 

仕事の手を止めて、美味しいワインを一杯……。そんな時間が、今の私にとって最高のご褒美です。

ですが、おひとり様にとって共通の悩みがありますよね。 それは、「ワインを1本開けると、一度には飲みきれない」ということ。 翌日、翌々日と味が落ちていくのを悲しく感じたことはありませんか?

 

今日は、以前ブログでご紹介した内容を、最新の私の生活に合わせてリメイクしてお届けします。元研究者(PI)ならではの、理にかなった「ワイン保存術」です。

酸化という「エラー」を防ぐために

ワインの天敵は「酸素」です。 ボトルに半分残った状態で冷蔵庫に入れると、瓶内の空気がワインを酸化させ、香りも味わいもどんどん逃げてしまいます。

そこで登場するのが、研究者時代に毎日お世話になっていた「メディウム瓶」です!

(実験室でおなじみのこのフォルム、懐かしい方もいらっしゃるのでは?)

 

このメディウム瓶の優れている点は、広口で洗いやすく、食洗機でガンガン洗えるので常に清潔を保てるところ。 さらに驚くべきことに、元々CO2が含まれる培地などを保存する設計なので、スパークリングワインの泡が抜けないのです!

理系女子流、ワインの「分注」プロトコル

私が実践している手順は、とてもシンプル。 でも、科学的な根拠に基づいています。

  1. お気に入りのワインを用意する
    この日は、サミュールの白(Château de Villeneuve)を選びました。シュナン・ブランの透明感のある酸が、今の私の気分にぴったりです。
  2. 小分けのボトルを準備する
    100mlのメディウム瓶をあらかじめ用意しておきます。
  3. 「分注(ぶんちゅう)」して、しっかり密閉
    ここが最大のポイントです。ボトルを開けたら、その日に飲む分を考えるより先に、ボトルの上の方をメディウム瓶へ移し替えます。 口切りいっぱいまで入れることで、瓶内の空気を最小限にするのがコツ。後から移そうとすると中途半端な量になりがちですが、先に移せば酸化を最小限に食い止められます。
  4. ラベリング(ここが大事!)
    研究者の性(さが)でしょうか、マスキングテープに銘柄を書いて蓋に貼ります。これだけで、一気に「管理されたサンプル」感が出て、なんだかワクワクしますよね。

小分けしたら、必ずワインのラベル名を書くのが必須です
背景にいろいろ映っててスミマセン(;^_^A

冷蔵庫の一角に「ワインの標本」

こうして分注したワインたち、白ワインやスパークリングなら冷蔵庫に鎮座させます。
赤ワインは、私はワインセラーに入れています。セラーがなければ、温度変化の少ないところで少し涼しいところ。今の時期だと廊下とかでしょうか?

白ワインやスパークリングなら冷蔵庫にストック

大きなボトルが場所を取ることもありませんし、何より酸化が劇的に抑えられます。

100mlのメディウム瓶に擦り切れいっぱいいれると125mlぐらいになります。

つまり、グラスワイン2杯分ぐらいです♪

いろいろと小分けしておけば、

「今日はどのサンプル(ワイン)を解析(テイスティング)しようかしら?」

なんて、その日のツマミに合わせて、自宅でグラスワインが選び放題です(笑)。

 

暮らしに「ノウハウ」というスパイスを

先日の引っ越しでは、業者のノウハウ不足に絶望してしまいましたが、自分の暮らしの中では、培ってきた知識を存分に活かしたいものです。

大きな変化(家賃値上げや郊外移住!)を乗り越えてきたからこそ、日々の小さなお楽しみは、最高の状態で味わいたい。

このノウハウを使って、ボトルを1本開けるのを躊躇する必要がなくなります。
ぽんぽーんとワインボトルを開けちゃいましょう!

サミュール ブラン シャトー ド ヴィルヌーヴ 

今夜は、残ったサミュールをゆっくり楽しみながら、レアちゃんのブラッシングをして過ごそうと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

【60代おひとり様の引越しNo4】引越し業者を安さに惹かれて選んではいけない3:ノウハウなき「安さ」の正体

60代おひとり様、元幹細胞研究者で今は小さな会社を経営しながら、愛猫のレアと日々奮闘している「ねこのミー」です。

さて、60代おひとり様の引越し奮闘記、今回で4本目となります。

前回は、前日の梱包作業にやってきた「自称プロ」のオバサマによる、あまりに惨いパッキングと衝撃のゴシップ話についてお伝えしました。 今回は、いよいよ迎えた「引越し当日」のドタバタ劇について書き残しておこうと思います。

まさか当日にまで、これほど「安さの代償」を思い知らされることになるとは……。

愛猫レアちゃんを背負って、いざ出陣!

 

引越しの朝は早いものです。 まずは何より、大切な同居人であるチンチラゴールデンのレアちゃんのケアから。丁寧にブラッシングをして、ご飯をあげ、トイレを済ませたのを確認してから、キャリーバッグへ。

実は、レアちゃんを背負うタイプのキャリーに入れたのには理由があります。私の背中越しに私の「臭い」を感じられる場所が、不安な移動中、彼女にとって一番安心できると思ったからです。

8時半の約束でしたが、インターホンが鳴ったのは9時。 現れたのは若者5人のチーム(女性2人、男性3人)でした。

 

「これ、入りきります?」若手リーダーの不安な一言

リーダーらしき男子に、新居のレイアウト図と段ボールの配置番号を渡すと、開口一番こう言われました。 「え? これ、だいぶ狭くなりますよね? これだけ入れたらいっぱいになりますよ」

……いやいや、元々住んでいた部屋と広さはそれほど変わらないんですけれど(苦笑)。 どうやら荷物が多い家への対応経験が少ないようで、若干の不安がよぎります。 それでも、前日のオバサマがガムテープを使い切って放置していった箇所などは、手際よくパッキングして運び出してくれました。

絶句!食洗機の中に食器が入ったままパッキング?

作業が進む中、一番驚いたのが電気屋さんの言葉でした。 洗濯機と食洗機の取り外しに来てくれた方が、パッキング済みの箱を見て一言。

「食洗機の中に食器が入ってましたけど、そのままパッキングしましたんで

えっ? 声をかけてくれれば出したのに! 自分では空にしたつもりでしたが、一点の曇りもなく「そのまま包みました」と言い切る電気屋さんの判断基準に、私はただ呆然とするしかありませんでした。まさに、あとの祭りです。

さらに、お願いしていたはずの「照明の撤去」も、こちらが指摘するまで忘れ去られていました。「あ、そうなんですね」とサクサク外してはくれましたが、本社の指示系統はどうなっているのかしらと、元PI(研究主宰者)としては管理体制を疑わずにはいられませんでした。

4キロの猫と、重すぎるスーツケースの移動

運び出しが終わると、私はタクシーで新居へ向かいました。 引越し業者は、ガスカートリッジやアルコール消毒液などの危険物は運んでくれません。 それらを貴重品や猫のフードと一緒に詰め込んだスーツケースは、恐ろしく重い……。さらに背中には4キロのレアちゃん。

救いだったのは、タクシーの運転手さんが猫好きの良い方だったこと。 車内での猫談義に花が咲き、少しだけ張り詰めた心が解けました。

新居で広がる「絶望の山」

新居に着くと、嵐のような搬入作業が始まりました。 段ボールには「すぐに必要」「後でいい」といった印や、配置場所の番号をしっかり記入してあります。 しかし、現実は非情でした。

  • 段ボールの向きがバラバラ:番号も印も見えない向きで積まれている。
  • 「すぐ必要」の印は完全無視:開梱しないと何が入っているか分からない状態。
  • 納戸の箱が5段積み:以前の業者さんはラックに収めてくれたのに、ただ高く積むだけ。
  • 家具の配置ミス:若者が「こっちの方がいいですよ」と、言って壁際に家具を寄せてしまい、電源を塞いでしまっている。

「じゃあ、これで終わります」と風のように去っていった彼ら。 残されたのは、番号も場所もバラバラに積み上げられた段ボールの山でした。

教訓:安さとは「ノウハウの欠如」である

今回の経験で痛感したのは

「安い=経験が浅く、ノウハウを持っていない担当者が来る」

ということでした。

昔、引越しをした際に出会ったベテラン作業員さんたちのことを思い出します。 彼らは高齢ながら、家具に傷をつけない運び方や、後で開梱しやすい積み方の「ノウハウ」を持っていました。

 

合理化された現代社会では、こうした「個人のスキル」や「熟練の知恵」が軽視されがちです。 ですが、私たち60代がこれからの人生を快適に過ごすためには、目先の安さよりも、そうした目に見えない価値(ノウハウ)にお金を払うべきだったのだと、深く反省しました。

 

今回の引越し作業は、まるで「指示書(プロトコル)を読まない学生に、大事な実験の片付けを任せてしまった」ようなものでした。作業自体は終わっていても、データの整理(荷解き)が絶望的に困難になる。やはり、熟練した技術者の「経験値」という変数を侮ってはいけませんね。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
その日は、何もする気が起きず、残ったワインを片手に、レアちゃんと一緒にゆっくり眠たのでした。

また、続きを書きます。お付き合いのほど、お願いします。

【60代おひとり様の引越し】続)引越し業者を安さに惹かれて選んではいけない

60代おひとり様、元幹細胞研究者で今は小さな会社を経営しながら、賃貸物件に住み、愛猫のレアと日々奮闘している「ねこのミー」です。

さて、60代おひとり様の引越し奮闘記の続きです。

引越し業者を安さに惹かれて選んではいけないことを身に染みて味わいました。

見積でお願いしたこと

見積時にお願いをしたこととして、

1.午前中のうちに荷物を運び出してもらい、運び入れも、可能なら午後の早い時間までに済ませてほしい。

2.キッチンの梱包を前日にお願いしたい。

3.2つの照明をはずして、1つは廃棄、1つは転居先に設置してほしい。

でした。

キッチンの梱包は午後からでいいですよね?と言われたのですが、荷物が多いので、キッチンの梱包はこれまでも1人では終わらなかったことを伝え、2人でお願いしたいことを伝えました。すると、では、午前中から1日にしましょうと提案されて、了承しました。

 

(梱包中は、レアちゃんはいろいろなところが探検できて、楽しくでしょうがないよう様子でした。)

 

「自称プロ」の作業員と、流出するゴシップ

梱包当日の朝、やってきたのはかなり高齢の女性でした。 私は、大切にしている大量のワイングラスを、梱包材が豊富なうちに最初にお願いしたいと伝えました。 すると彼女は、「私はプロなんで大丈夫です。お客様は、ご自身の仕事をなさってください」と自信満々。

ところが、別室で仕事をしていると、キッチンから
「ガチャン! ガチャガチャ!」と不穏な音が……。
 
慌てて様子を見に行くと「大丈夫よ」とはぐらかされます。さらには、休憩中にお弁当を食べながら、とんでもないことを言い出したのです。

「お客さん、西麻布のお姉さんたちみたいにグラス持ってるわね」
「〇〇(有名人)さんの家はチリ一つなかったけど、奥さんと別居してるらしいわよ」

……絶句しました。
仕事で行ったお宅のプライベートを外でペラペラ喋る。
私の部屋の話もどこかでされるのかと思うと、まさに「クワバラ、クワバラ」です。

 

開梱して広がる「絶望」の光景

引越し後、新居で段ボールを開けた私は、膝から崩れ落ちそうになりました。 「プロ」を自称していた彼女の仕事は、あまりに惨いものでした。

  • 元あった場所に関係なく、ひたすら詰め込まれた食器類。
  • 急須の「蓋」と「本体」が、なぜか別の段ボールに入っているミステリー。
  • ワイングラスはギシギシに詰め込まれ、梱包材がバラバラで取り出すのも一苦労。

これまでに4回ほど梱包サービスを利用してきましたが、これほど酷いのは初めてでした。

「安さに惹かれて頼んだ自分が情けなかった」――心からそう思いました。

 

もちろん、この状況、キッチンの梱包だけではありません。

段ボールの運び入れ、家具の運び入れなども、想像していただけるかと。。。

でも、愚痴を書きたいので、続きをまた、読んでくださいね。