60代おひとり様、元幹細胞研究者で起業家の「ねこのミー」です。
新緑が眩しい5月。本来なら心地よい季節のはずですが、今の私の心の中は、愛猫レアちゃんの体調という「制御不能な変数」に大きく揺さぶられています。
猫が「食べない」というエラー
チンチラゴールデンのレアちゃんは、もともと食が細い時期がありました。 一時期は1日10g程度しか食べてくれず、絶望的な気分になったこともあります。一時期、50gを超えることもあって調子がいいなと思っていたのですが、最近、また、不安定です。30gも食べてくれない日もあったりして、激しく上下しています。



獣医さんからは「腸粘膜の肥厚」を指摘されています。
最悪の場合、悪い病気の可能性もあり、少しずつ食べられなくなるかもしれない……そう告げられています。確定診断のためには、全身麻酔でのバイオプシー(組織生検)を勧められています。
でも、あんなに小さくて愛おしいレアちゃんに全身麻酔をかけるなんて、想像するだけで怖くて、とてもじゃないけれど耐えられません。
もし進行の遅い病態であれば、ステロイドでも緩和できる可能性があるというお話もあり、今の私は「積極的な検査」と「現状の維持」の間で、激しく葛藤しています。

理系流「お猫様管理プロトコル」の実装
不安で押しつぶされそうな時、私を救ってくれるのは、かつての研究室で培った「データを取る」という習慣です。
今の状況をただ嘆くのではなく、客観的なデータとして可視化する。
SNSで飲んだ日本酒をGoogle formを使って整理していると書いていらした方がいました。
なるほど!
そこで、Google Formを使って、レアちゃんの専用アンケートを作成しました。
- フードを入れた量と残した量(自動計算で実摂取量を算出)
- トイレの掃除の確認
- お水の交換
- お薬を飲ませたかどうか
これらの項目をスマートフォンから入力し、Googleスプレッドシートでリアルタイムに管理するシステムを構築しました。
現在、記録を始めて10日ほど。 「今日は30gしか食べなかった」と落ち込む日もありますが、スプレッドシートの履歴を見返すと「でも10gの時よりは確実に食べている」という客観的なエビデンスが、私の心を少しだけ穏やかにしてくれます。
データを取るって、大事ですね。


アルミの小分け用袋は、大活躍!これに小分けすると、500gのフードを最後まで食べてくれます。

VitalBloom アルミ袋 小さい ジッパー付き ミニ 自立 小分け 袋光 遮断 防湿 小分け 保存袋 コーヒー豆 食品袋 保存用 長期保存 真空パック (9x13cm-50枚)
美容院という「変数」と、ストレスの関係
長毛種のレアちゃんにとって、ブラッシングは欠かせないケアです。近隣に素晴らしい猫専門サロンがあり、そこへ行くと2ヶ月は痒がらず、毛並みも驚くほど美しくなります。
しかし、不可解な相関関係が見えてきたのです。 「美容院に行って2日目から、パタリとフードを食べなくなる」 これが、2回連続で起こっています。
サロンの技術は圧倒的ですが、繊細なレアちゃんにとって、何かがストレスになっているのかもしれません。あるいは、シャンプー剤がダメなのか?
そろそろ美容院に行く時期なのですが、どうしようか、悩んでます。
新兵器「スリッカーブラシ」という最適解
とりあえず、自宅でのブラッシングをより「ストレスフリーな極上タイム」にアップデートすべく、新しい道具を導入しました。
今回購入した新しいスリッカーブラシ。

これまで使っていたものよりもピンの感触が優しいのか、あんなに嫌がっていた尻尾のブラッシングを、レアちゃんがゴロゴロと言いながら受け入れてくれるようになったのです!
新しく買ったこのロングコームもなかなか良かったです。
スリッカーブラシでブラッシングをした後、そうっと全体をこのコームで撫でるようにすると、毛が回収でき、流れも美しく整えらえました。
ブラッシングをする時に、グルーミングスプレーを使うのも良さそうです。
以前に一度買って、しばらく使ってなかったのですが、改めて使い始めました。フケが出始めていたのが、治まりました。
長毛種特有の毛玉リスクを防ぎつつ、彼女の機嫌(QOL)も損なわない。 このブラシは、私の「お猫様ケア・プロトコル」において、非常に有意差のあるツールとなりました。

ドライシャンプーも買って、使ってみたのですが、こちらはダメでした。これを使った後、全身を舐めまわし、翌日、毛玉は吐くし、食欲がかなり落ちてしまいました。
美容院に行って食欲が落ちるのは、もしかしたら、シャンプー剤がダメなのかもしれません。
5. 暮らしの舵を自分で握る
いつか、本当に「食べられなくなる日」が来るのかもしれない。 でも、その未来に怯えて今の穏やかな時間を無駄にするのは、最も非合理的な選択です。
今は、Googleスプレッドシートに刻まれる数字を愛おしみ、新しいブラシで彼女の毛並みを整える。そんな、一分一秒の「今のケア」に集中したいと思います。
たとえるなら…… 今の私とレアちゃんの生活は、「不確実な未来という不純物を、日々の丁寧な記録とケアというフィルターで濾過(ろか)していく作業」のようなものでしょうか。
レアちゃん、今日も一緒にいてくれてありがとう。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


