先日、京都に出張に行きました。まだ、ちらほらとしか、花を付けてない木がほとんどでしたが、中には、5分咲きの木もあり、十分のその雰囲気をかもしだしていました。
その京都で行ったあるバーで、「季節のチーズです」と出されたのが、桜のチーズでした。
なんでも、フェルミエさんが、桜の葉っぱを塩漬けにしたものをイタリアに送り、あちらで山羊のチーズをくるんで、熟成させ、そして、日本に送ってくるという壮大な企画によりできたチーズとか。
去年は、桜の葉っぱを切り刻んだものがチーズの中に入っていたそうです。が、それだと、桜の葉の香りが強すぎて、チーズが負けてしまっていたんだとか。今年は、くるんだだけになっていて、ほのかに香る桜が、なんとも春らしい。
ネットサーチしてみると、
日伊共同制作のチーズで、ピエモンテの山羊のフレッシュチーズを、西伊豆、「大島桜」の葉の塩漬けで包んだもの。ロビオラ・フィア(イチジクの葉で包んだピエモンテの山羊乳チーズ)の和風バージョンらしいです。
イギリスに居たときに、「なぜ、日本人は、これほどまでに、花の開花日に躍起になるんだ?」と、新聞の一面にでていました。昨日、青山墓地の桜並木を見に行ったら、ガイジンさんがたくさんいらしていて、ため息をつきながら、写真を撮っているのをみかけました。この桜の花の美しさは、日本に来ないとわからないかもしれませんね。