学部全体から回ってくるメールがあります。
たとえば、こんな試薬、だれか持ってませんか?持ってたら、ちょっと頂戴、とか。
そして、たまに、イタリア語しゃべれるヒトいませんか?とかもあるのです。
ヨーロッパ大陸からビジターとしてやってくる人達も多いのですが、100%英語がしゃべれるわけもなく、やはり、それはお国言葉でしゃべる方が通じることも多いってもんです。
今日は、日本語しゃべれるヒト、いませんか、って、メールが回ってきた。
なんでも、日本のある商品を買いたいのだけれど、それがいつ発売になり、値段はいくらかを聞きたいらしい。
僕の知っている日本語は、「乾杯だけなんだ」なんてことを言っている。
うーむ。ま、ゲイシャって、言われるより、いいか。
ここの学部には、一つ下の階に、日本人のポスドクが1人いる。そして、その隣のラボの講師は、韓国人だけど、日本の大学を卒業しているから、日本語もしゃべれる。考えてみれば、学部に3人も日本語がしゃべれるヒトがいる。
お手伝いしましょうかと、メールを出したけれど、ポスドクのおにいちゃんがお手伝いをしたらしい。
いろんなことがあるもんです。