ワイン好き・ねこのミーの庭 パート2「猫とワインと美味しもの」

いつの間にか60代一人暮らし。断捨離しつつも、日々を楽しみ、美味しいものを食べ、愚痴を書いてます。

メーターは自分で読む

イギリスで不思議なことはたくさんある。
その中の一つが、電気のメーターと、水道のメーター。

水道のメーターは、部屋の中にあるのです。
(あっ。でも、部屋の外にあるほうが普通みたい。でも、そういう作りがあり得ることが変だよなあ。)

よって、水道屋さんは見れないのです。だから、3ヶ月おきに、メータを読んでお知らせくださいって、はがきが来る。

はがきをださないでいると、「だいたいこのぐらい使ったでしょ?」って、予測されて水道代の請求が来る。

電気のメーターの場合は、このマンションのコンセルジュのおじさんしかカギを開けられてないところにある。そこで、3ヶ月ごとに来る予測値による請求が来る頃に、いや、来たら、コンセルジュのおじさんの携帯電話に、
「メーター読んで、ポストに入れておいて~」と、留守電を入れておく。
すると、その日のうちに、おじさんがメーターを読んでくれるので、電気屋さんのネットに、自分のメーターの値を入れる。すると、その値から、改めて、正しい請求書が届く。つまり、電気代の場合は、2度請求書が来るんですね。

2度手間だし、郵便代も馬鹿にならないと思うのだけれど、、、。

そして、ご想像の通り、メーターをサバ読んだり、連絡しないで、ぶっちぎってしまう人達もたくさんいるのです。

友達のアパートは、このあいだ、1ヶ月以上もリビングの電気が使えなかったらしい。なんでも、ある部屋の住人が電気代を踏み倒して、電気会社がその住人の電気の供給を止めたらしい。でも、共同住宅で、増築に増築を繰り返しているので、複雑な電気回線になっていて、友人のリビングの電気の供給も止まったというわけ。

そして、そういう人達がいても、赤字にならないように電気代も水道代も、毎年、どんどんあがっていくみたいです。