ワイン好き・ねこのミーの庭 パート2「猫とワインと美味しもの」

いつの間にか60代一人暮らし。断捨離しつつも、日々を楽しみ、美味しいものを食べ、愚痴を書いてます。

アカデミックビジターのビザ延長 私の場合

アカデミックビジターの場合は、それほど、長くは延長できないことになっているみたいです。延長できて、せいぜい2-3ヶ月ってところが普通のようです。

私の場合は、ビザの期限のあとも少しイギリスにいて、そのあとちょっとしたら、日本に戻って、また、来るという面倒な状況でした

人事課の人に相談して、日本に帰った方が早いですかって、聞いたのです。
でも、入国の時に、問題を指摘される可能性もあるし、アカデミックビジターとしての滞在の履歴を残す方がいいと言われました。

まず、ホームオフィスのhttp://www.ind.homeoffice.gov.uk/applying/applicationforms/
というサイトの中のFLR(O)というフォームをダウンロードしました。

書き方は、フォームの中に詳しく書いてあります。ですが、アカデミックビジターという資格をチェックする項目はないので、その他のところにチェックして、アカデミックビジターのエントリークリアランスで来ていることを書きました。

そして、別の紙に、私の事情を書きました。

添付書類1.私は、ここの大学のここの教室に訪問して、こういう研究テーマで研究をしているのだけれど、思いのほかうまくいき(嘘も方便?)、どうしてもこの研究を終了するために、数ヶ月の延長が必要となりました。でも、必ず、何月何日には、日本に帰りますので、どうか私の立場を理解していただけましたら、うれしいです。っていう内容です。書けるだけの事情を書いておくのがよいみたいです。

添付書類2.私の場合は、途中で、日本の学会に参加することになっていましたので、その証明として、抄録とスケジュールのコピーを添付しました。

添付書類3.日本の大学の教室のボスにも、私が日本の大学に所属していることを証明する手紙を書いてもらいました。

そして、ラボのボスにも手紙を書いてもらいました。

添付医書類4.この人物は日本の大学のこれこれというもので、1年間の予定だったのだけれど、プロジェクトを終了させるために、延長をお願いしたい。これは、100%私も了承していることだ。なにかあれば、遠慮なく私に問い合わせもらいたいって内容です。イギリスには、海外からたくさん留学生が来ているので、ボスはこの手の手紙を書くのは慣れているみたいです。

添付書類5.銀行からの、一番最近の出し入れの報告 
これは、普段、銀行から来る出し入れの報告をそのものです。用は、ちゃんと暮らすに困らない程度のお金を持っていますってことを証明するのです。

そして、パスポートと、写真。写真は裏に名前を書きます。

これらは、当然、すべてコピーをとりました。

そして、自分宛の名前を書いたこれらが入る返信用の封筒も用意します。郵便局で、トラッキングシステムつきで、往復をお願いします。つまり、ビザを押したパスポートを返却してもらう封筒も、支払い済みにして、自分で宛名を間違えないように書いたものを同封するのです。

郵便局のおばさんって、思いっきり地元の発音なんで、これをお願いするのに苦労しました、、、、。返信用の封筒も同じ重さのものを入れるのかって、聞かれたって、後から考えたら、わかったんですけどね。これが、わかんなかったんだなー。

これをすると、確実みたいです。
返却先を指定できるようになっていますけど、信用できなかったりしませんか?

ロシア人が言っておりました。この国に来たら、だれも信用しないんだって。なんか、凄みがある、、、。

自分で封筒を入れないと、思いっきり普通郵便で戻ってくるらしいです。ロイヤルメールだと、ちょっと怖いですよね。

私の場合、4月5日が期限で、3月の12日頃に書類を郵送しました。ドキドキものでしたけど、ちゃんと4月1日には、パスポートは戻ってきました

たとえ、パスポートが戻ってこなくても、ホームオフィスにパスポートがある限りは、違法滞在にはならないって、話を噂で聞きました。これは、あくまで人づてに聞いたので、確かじゃないですけどね。

ホームオフィスで面接の予約を取って、こういうことを直接説明することもできるはずだし、それだと、その日のうちに許可が下りるって言うシステムがあるはずなんですね。でも、私が電話をしたときには、来ちゃだめって、言われました。
(直接行くと、コストは倍近くになるんですけどね。)

延長しないといけないって思ったら、早めの対応をお薦めします。