これまで書いたイギリスが嫌いな理由は、まあ、嫌い嫌いも好きのうち、って理由でした。
が、今日、久しぶりに、ホントにきらい～！って、思う事件が発生。
最近は、慣れてきていたんですけどね。やっぱり駄目だわ。
事件１
実験には、水が大事なのです。特に細胞さんを飼う場合には、水は命。水がよければ、細胞さんも元気です。が、このよい水というものをゲットするのが、大変なんです。ちゃんとした機械はあるんだけれど、ディスポーザブルって観念があまりないせいかのか、フィルターを２ヶ月に１回交換するってことをしないのです。せっかくまともな機械でも、フィルターを交換しなかったら、だめなのに～。
だから、こっちに来たときに、水を求めて三千里。やっと見つけて、ラボから重たい瓶を抱えて１０分ぐらい歩いたところに、水をもらいにいっておりました。
一時帰国で、しばらく実験していなかったので、今日、ひさしぶりに重たい荷物を抱えて水をもらいに行ったら、純水化装置はエラーメッセージを出していました。
「温度が高くて、伝導度を測れません」
で、テクニシャンのヒトに言ったら、
「あら、大丈夫よ。使えるわ。」
あ～、でた～。大丈夫よって、言葉。なにが大丈夫なのよ。なんでこんなの使えるねん！数値がわかんないのに、大丈夫かどうかなんてわかるわけないじゃない～！
あれこれとプッシュしてみたのですが、大丈夫の一点張りで、直りそうにもありません。水がなくて、どうするねん、、、、。ひん。がなし～。
途方に暮れつつ、ラボに戻るのでした。
事件２
それでもなんとか気を持ち直し、できあいの試薬を持ってそうなラボに行って、恵んでもらいました。が、さらに、試薬を作ろうとしたら、試薬が足りない。私が出て行くときに、使わせてと言うヒトが居たら、使ってもいいけど、新しいのを買っておいてね、っていったのに～。たりないじゃん！！
この試薬がないと、実験できないのに～。あ～、も～、どうするのさー。
ほかにもあったんですけど、さすがにあまりにすごいのでここには書けません。
どうしてもファジーにしちゃいけないことも、ファジーなんですよね。
あー、どうしてくれよう。
時差ぼけからようやく立ち直って実験を始めようとしたのに、これだもの。すっかり気分がそがれてしまった、、、、。
あ～、また、今日もビールを飲む、、、、。
