今回はダーリンが出題。マニアックな設定に違いないと思ってましたが、やっぱり！
抜栓直後と22時間前に開けたものの比較でした。
シャルロパンパリゾー 2006 ヴォーヌ・ロマネ
【抜栓直後】
香り：タール、ロースト、硫化物、アセトン、アセトニトリル
味わい：酸がたつ
【22時間前抜栓】
香り：ハム、スモーキー、硫化物、樽、コーヒー、
味わい：プラム、プルーン
フェルトンロード ブロック5 2006
【抜栓直後】
香り：ミネラル、ロースト、樽、硫化物 青梅、ハーブ、芳香剤
味わい：青梅、タニック
【22時間前抜栓】
香り：ミネラル、鉄、花崗岩
味わい：プラム、プルーン、コーヒー
ドメーヌ・デュジュニー 2006 ヴォーヌ・ロマネ
【抜栓直後】
香り：スパイシー、ミント、硫化物, アセトン、アセトニトリル
味わい：少し酸のある果実
【22時間前抜栓】
香り：ミネラル、ミント、アセトニトリル、アセトン、ピーマン、ミルキー
味わい：果実実が少ない
こうしてコメントを並べてみると、あれ、私ってわかってる？
飲む順番は違うし、なにを飲んでるのか、自分では全然わかんないんですけど、書いてみると、どう香りや味が変化してると感じているか、わかるってるんですね。知らなかった、、、（笑）
直前抜栓と22時間前抜栓では、どっちか好きかといわれると、ケースバイケース。味わいは、前に抜栓しておいた方が好きだけど、香りにアミノ酸の酸化臭が加わるのが嫌かも。そのバランスが微妙。シャルロパンパリゾーは、直前抜栓の方が好き。フェルトンロードは22時間抜栓が好き。残念ながら、デュジュニーは好みではないので、どちらも難しい。
抜栓時間を調節するって、難しいですよね。開けてみて、初めてわかるところも多い。それを操れるようなソムリエさんはとても少ないですが、できるヒトもいるんです。すごいですよね。
