ワイン好き・ねこのミーの庭 パート2「猫とワインと美味しもの」

いつの間にか60代一人暮らし。断捨離しつつも、日々を楽しみ、美味しいものを食べ、愚痴を書いてます。

ビザの延長 問い合わせ編

アカデミックビジターのビザは、基本的に1年です。

延長は基本的には認められていないというのが、原則です。
が、あくまで原則です。

私の場合は、当初の研究計画が割合とうまくいって、あともう少しやりたいという欲がでてしまい、(こっちのボスも、、)どうしても延長しなくてはならないという状況になりました。

通常、学生やポスドクであれば、大学の事務局がすべてビザの延長手続きなどはしてくれるようです。ところが、アカデミックビジターは、あくまでビジターなので、大学のサポートは一切なし。加えて、だれも、このビザを知りませんでした。

以前、ネットでアカデミックビジターの延長をした、というのは、見ていたので、できるはずと信じて、ホームオフィスのサイトを調べても、アカデミックビジターというキーワードは出てこないんですよ。

ラボの秘書のおばさんに、どうしたらいいと思う?と、聞いたら、学生のビザを取り扱っているヒトに聞いたら、絶対に助けてくれるわよ、と、いい加減なことを言うのを信じ、メールを書いてみたら、

「一体だれがそんなことを言ったのよ!学生のビザしか手伝えないよ。」と、お怒りの返事が来る、、、、。

で、今度は人事課に聞いてみれば、と言われた。で、行ってみるが、アカデミックビジターについては、知らない。この町の役所にホームオフィスのブランチがあるから、聞いてみなさいと言われ、電話をする。

が、アカデミックビジターは知らないという。で、ホームオフィスに直接電話をしろと言われた。

まあ、最初からそうすればいいとは思っていたのですが、ちょっとしたことで、駄目と言われたら困るから、その前になんらかの情報が欲しいと思ったのですよ。でも、ここまできたら観念して電話をするしかないと思い、いざ!

ところが、電話がなかなか通じない。いつかけても、今、忙しいからまたあどで電話をかけてね、って、メッセージが流れる。

で、人事課に電話をして、いつかけるとホームオフィスの電話は通じると思う?と、聞くと、だいたいいつもそうよ、と言う。でも、夕方、オフィスが閉まる直前が割合と通じやすいわねと、情報ゲット。

そこで、水曜日の夕方4時頃に電話をしたところ、通じた!ところが、インド系のヒトで、英語が聞き取りにくいこと。こういう場合は、ひたすらに自分が言いたいことを喋り続ける。

ところが、この窓口のおばさんも、アカデミックビジターを知らないんですね。

なに?学生?

いえ、学生ではなく、リサーチビジターです。私はすでに大学は卒業していて、ドクターを持っています。アカデミックビジターというエントリークリアランスを持っていて、そのビザの有効期限が4月6日ですが、それを延長したいのです。

発行年月日はいつ?

去年の4月7日です。

じゃ、有効期限は4月6日までね。

だからさー、言ってるじゃない!と、むかつきながら、チンプンカンプンな会話を5分ぐらい続け、やっと、アカデミックビジターという枠があることを理解してもらいました。が、それをどういう手続きで延長するかなどというのは、当然に、そのおばさんは知らないわけで、ちょっと、聞いてくるから、待ってと、、、、。

まあ、そんな状況でした。

ビザの許可については、このような世界状況から、変わる可能性が大きいと思います。ですから、まずは、ホームオフィスへの問い合わせが必須と思います。

そして、

ホームオフィスに問い合わせをする場合、

1.アカデミックビジターというリサーチビジターとしての枠で、どういう施設に来ているか、を述べる。

2.ドクターを持っていて、学生ではない。

3.お給料はもらってない。

4.ビザは1年であり、発行日、有効期限をこちらから述べる。

5.延長の理由。たとえば、プロジェクトを終了するために延長が必要である。

6.この延長をイギリスのラボのボスは承知している。

以上の点を述べ、どのような書類を使って、どう書けばよいかを聞くのがよいと思います。

もし、やましいことはなにもないのであれば、正直に事情を説明してみてください。真摯に対応をしてくれると思います。
頑張ってください。

手続き編は、また、後日、詳しくアップする予定です。