ワイン好き・ねこのミーの庭 パート2「猫とワインと美味しもの」

いつの間にか60代一人暮らし。断捨離しつつも、日々を楽しみ、美味しいものを食べ、愚痴を書いてます。

キッチン セロ

東口のデラッセの並びに、キッチン・セロというスペインバールができました。

なんでも、立ち飲みブームの火付け役となった渋谷・神泉の「BUCHI(ブチ)」などを手がけた会社の系列だそうです。

コンセプトは、完璧!

とってもおしゃれな内装で、メニューも、珍しいものがたくさんあり、興味をそそります。スタッフに女性が多いのも、和やかな雰囲気を作っていて、とっても素敵です。

ところが、悩ましいのは、ワイン。

ビオワインが多く取りそろえてあるのですが、ビオは、なかなか難しいと思います。

なぜ、ワインにSO2を入れるのか、ご存知ですか?

それは、ワインの発酵に適当な酵母だけがちゃんと育ってくれるためです。
SO2を入れないと、他の酵母や雑菌が増えてしまい、ひどい香りになり、場合によっては、腐敗が起きるのです。そんなビオワインは、本当に体に良いのでしょうか?私の場合、他の酵母が混じっていると思われるようなワインを飲むと、蕁麻疹がでてしまいます。

美味しいビオワインにするためには、正しい醸造学や細菌学の知識が必要なのです。ただ、SO2を抜けばいいってもんではない。ビオがいいという風潮により、ただSO2を抜いてワインを作り、ひどい結果になっているものが多いこと!もちろん、ちゃんとしたワインもあります。

そのあたりをきちんと嗅ぎ分けてセレクトして頂けると、とっても行きたいバールになるんですけどね~。頑張っていただきたいものです。