日記 2023年7月17日
実家から帰京して、翌日はきっと疲れているに違いないと思っていた。リフレッシュしないと自分の仕事に戻れない。そう思い、オペラのチケットを取ってあった。
《二期会創立70周年記念公演》東京二期会オペラ劇場・椿姫 東京文化会館
ヴィオレッタ:種谷典子
ジェルモン:黒田博
合唱:二期会合唱団
真夏日で、36℃もある中に出かけていった。
上野駅から降りてみると、多くの人でにぎわっている。他にもいろいろイベントがあるようだ。会館に入ってみると、やはり大勢の人がいる。
座席はかなりぎりぎりに取ったので、3階の右側の奥の方。まあ、ぎりぎり見えないところもある感じ。。。ま、しゃないよね。
とはいえ、始まって、オケの音がなる。
音はきちんと聞こえる。
やっぱり生の音って、素敵。
重量感はないけれど、軽やかな可愛い音が鳴る。
心が溶けて、透明になっていくようだ。
煌びやかな衣装をまとった女性達が大勢でてきて、舞台がキラキラしている。
悲しい物語だけれど、ヴィオレッタの歌詞は(日本語訳だけど)しっかり主張がされていて、ただ泣いてるだけじゃないのよね。
アルフレードと別れるけど、犠牲になって死んだ女がいるってことを相手の娘さんに伝えてね。
って、凄い歌詞ですよね。
悲しい結末ではあるけれど、キラキラとしていて、楽しかった。
リセットできたな~。
ただ、東京文化会館の作りがイマイチだなあと思ってしまいました。
始まる前や、幕間の間に、ワインを飲むスペースが足りない。テーブルも少しだけしかなくて、どこでゆっくりすればいいんだか。
トイレも古くて、水がちゃんと流れなかったり。
建物が古いのは仕方ないとしても、幕間のお客さんがリラックスできるスペースはもう少し工夫があってもいいと思ったのでした。
B席とはいえ、それなりに高かったし。もう少しゴージャス気分が味わえる幕間にしてほしかったかな。