ワイン好き・ねこのミーの庭 パート2「猫とワインと美味しもの」

いつの間にか60代一人暮らし。断捨離しつつも、日々を楽しみ、美味しいものを食べ、愚痴を書いてます。

くじら

ロンドンから帰るときに買った新聞で、捕鯨の反対が、反対に可決されたって言う記事を読んだ。が、まあ、そりゃ、イギリスの新聞が書くんだから、もう、ジャパンパッシングの嵐オンパレード。捕鯨をしている国は、日本だけじゃないのに、日本が一番悪いと書いてある。しかも、理由が、残酷だから。

???

曰く、大きい動物が死ぬまでに時間がかかり、なんて、残酷なことをするのだ、というのだ。

ゴミは、分別なんてことはさらさらないし、スーパーで、ゴミを減らそうなんて運動はまったくないし、河は、ゴミだらけ。省エネしようなんて話はさらさらないし、人々は、ただ、ひたすらに怠け者。

そんなイギリス人に、批判されたくないやねえ。

だって、豚だって、牛だって、鶏だって、ウサギだって、あんた達、食べてるじゃん。狐狩りがイケナイって、禁止されたけど、ウサギはいいらしい。どこが残酷じゃないんだろう?ウサギは小さいから、早く死ぬからいいの?どういう理屈なんだろう。イギリス人お得意のへりくつか?

イギリスでは、道理というものがないことが多い。意外に思うかもしれないけれど、道理なんてものはない。人々の心に良心なんてものもないんじゃないかと、時々いや、よく思う。イギリスの個人主義って言うけれど、あれは、単に自分勝手なだけだと思う。他人に興味がないふりをしているだけで、実は、こっそり見ている。そして、陰でこそこそ話をしているのだ。1年ちょっと居たぐらいでなにがわかるかって、おっしゃる方もいるだろうけど、いや、居るところにいれば、わかるのです。

そんなイギリス相手に、(ま、ほかにもアメリカという大国がいるけど)、捕鯨協会のヒト、頑張ったんですね。すごーい!