ワイン好き・ねこのミーの庭 パート2「猫とワインと美味しもの」

いつの間にか60代一人暮らし。断捨離しつつも、日々を楽しみ、美味しいものを食べ、愚痴を書いてます。

英語の発音

毎日、ちょっとずつ書かないと、書きたいってことを忘れちゃいますね。
久々に書こうと思っても、なんか、全然、進まない。書きたいことがいっぱいあったのにな。

この間、日本に帰ったときに、ぞっとしたのは、日本人が、無理して、アメリカ人のrの発音を真似すること。

戦後の日本は、やっぱり、英語は、アメリカ英語を教わってますよね。appleのaeや er, arなどのRの発音は、日本人は一般的に苦労する。幸い、私は、ボストン英語を基本とする発音を中学のときに習ったので、発音にはさほど苦労しません。(発音だけね。)

とは、いえ。それは、アメリカでの話。イギリスでは、Lの発音が通じない。

発音、ほんとに、アメリカとイギリスとは、全然、違うんですよね。来たばっかりのころは、わからなかったけれど、半年ぐらいたったときに、CNNニュースを聞いたら、そりゃ、気持ち悪かった。なんとも、虫ずが走るというか。あのer,ar, aの発音が、耐えられない。

そうかあ、イギリス人なんて、もっと、そう思うんだろうなあ。

それを考えると、日本人が下手な発音で、アメリカ人のアクセントを真似するなんて、相当に滑稽に見えるんだろうなあ。

イギリスには、インド人系、アラブ系、大陸の人達、中国人。様々な人達がいる。そういう人達も決して、発音がいいわけではない。アクセントがあっていて、フレーズが合っていれば、通じるのだ。発音が少々よかろうが、そんなことは、なーんにもならない。

英語が話せないのは、別に日本人だけじゃなくて、中国人だって、イラン人だって、フランス人だって、イタリア人だって、同じ。別に、読めて書ければよいのです。喋るなんていうのは、やっぱり、生活しないと難しいですよね。こういう場面ではこういうとか、そういうのがわかってないと、やっぱりパーティーとかの会話は難しい。私も、それは、全然、できない。ただ、それを卑屈に思う必要はないんだなって、思います。

日本人は、母国批判が好きで、アジアで英語が最低とか、いろいろ言いますけれど、別にそれほど最低だとは思わないですよ。中国人だって、ちゃんと喋れるヒトも居れば、そうじゃないヒトもいるし。別に平均して、みんなが喋れる必要もないんじゃないかしら。どうしてもそうしたいなら、大学の教科書を英語にするべきじゃないかと思うな。専門用語なんて、多くの場合、英語に統一してしまった方が遙かに楽なことが多いんだから。もちろん、分野によっては、日本語じゃないとだめな場合もあるけれど。

とりあえず、小学校から英語だなんて、馬鹿げてる。

それよりは、もっと、国よる考え方の違いとか、社会情勢とか、理論展開法とか、教えた方が、国際人になれると思うけどなあ。